新型コロナワクチンの接種、異常なくらいのスピード感はなぜ?

来年2月下旬を目処に、まずは医療関係者から摂取を開始。順に、基礎疾患をお持ちの方、高齢者、一般へと広げていくようですが…新型コロナ対策について常に後手後手の政府が、ワクチン摂取だけは先手を打とうとしています。

※初めにお断りしておきますが、私は「専門家」や「医療関係者」ではありません。あくまでも「素人」での意見・思っていることです。間違っているかも知れませんが、ご容赦ください。

開発が始まってから5~10年はかかると言われている「ワクチンの承認」ですが、新型コロナワクチンについては1年未満での承認&摂取が開始されます。現在、緊急特例として接種が認められ、実際に接種が始まっている国もあります。ただ副作用の事例も発生しているようで、これからも注視していかなければいけない状況です。なおかつ日本では、承認に向けた申請が出されたばかりで、これから承認に向けた作業が始まります。たった数ヶ月で承認が出せるのでしょうか?

アメリカなどで開発された薬やワクチンは、アメリカ人の身体の大きさや体質に合わせて作られています。そのまま日本人にも有効かどうかなんて、数ヶ月で結果を出すのは無理でしょう。何かあった時、厚労省や政府は責任を取れるのでしょうか。

ちなみに…来年7月には皆様ご存知のように「東京オリンピック・パラリンピック」の開催が予定されています。新型コロナワクチン接種スケジュールは、「オリンピック・パラリンピック」ありき。どう見ても7月からの逆算としか思えないですよね。

「コロナ禍だけど、収束してないけど、ワクチンがあるから開催できる」。政府はそう思っているのでしょうか?

私的には「そうは思えない」。ワクチンがあるからと言って、新型コロナのウィルスが「消滅」する訳ではありません。ワクチンだって100%の感染防止は無理でしょう。インフルエンザのワクチンを摂取しても、インフルエンザに感染する事がありますよね。

ていうか、「新型コロナ」にプラスして「ワクチン」のリスクを負ってまで「オリンピック・パラリンピック」を開催したいですか?
「オリンピック・パラリンピック」の延期に伴う支出、3000億円とも言われています。このお金があれば、崩壊寸前の医療体制を再整備したり、感染予防・感染症対策に有効活用できるのでは?

もちろん「オリンピック・パラリンピック」の開催の意味は大きいと思います。でも今は「新型コロナ」優先ですよね。最優先ですよね!

政府もさぁ、携帯電話の料金を下げることには躍起になっても、新型コロナ対策は後手後手どころか、感染拡大を助長させる政策ばかりを「最優先」にしています。GoToキャンペーンも年末年始は完全停止するみたいだけど、28日から?ってどうなんでしょうね。すでに「駆け込み」で、28日までに旅行に行く方が観光地や街中にあふれているらしいです。これではなんのために「GoTo停止」するのか分かりません。「勝負の3週間」、3週間完全停止だったら分かるし「強いメッセージ」になったと思いますが、結局は「無策の3週間」。勝負で言えば「完全敗北」でした。

話をワクチンに戻しましょう。

たった数ヶ月で承認された「ワクチン」、あなたは摂取します?私は様子を見たいですね。今の所は義務ではないので、できれば摂取したくないです。素晴らしいワクチンかもしれませんが、「オリンピック・パラリンピック」の開催が見え隠れするスケジュールは、見直しが必要だと思うのは…私だけでしょうか?
でわ!

(Visited 52 times, 1 visits today)