ワクチン接種は、本当に決め手になる?

緊急事態宣言発出中の東京都・沖縄県に加え、神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府に発出されることが決定しています。いずれも期間は8月末までで。ワクチンの摂取が国民の40%にまで進む時期、8月末を想定してのことらしいですが…

菅さんの言う「ワクチン接種が決めて」は、本当にそうなのでしょうか?

ワクチン接種が進んでいる諸外国、アメリカ・イギリスなどを見てみると、いずれも感染者は増えています。ワクチンによって抑え込まれたかのように見えていましたが、実際は「増えて」います。
また、全国人の40%、最低でも1回の接収が終わっていても「集団免疫」には成り得ないことも知られてきました。

ならば「ワクチン接種が決めて」の根拠はなんなのでしょう?

高齢者へのワクチン接種が進み、感染も重症化も抑え込まれているように見えます。ただ接種の進まない「若い人」、50歳代以下の人たちへの接種はほとんど進んでいません。某都知事が「ワクチン接種を」と呼びかけても、接種できる環境になっていません。某都知事は「現場を分かって」いるのでしょうか?

ワクチンの摂取が進めば、感染や重症化は抑え込めるかもしれません。ただ、それでも増えている国、前例はあるのです。このことに目をつぶって いつまでも「楽観論」により無策という対策だけで良いのでしょうか?

メダルラッシュになれば、世間は変わる。
オリンピックが終われば、世間も変わる。

確かにメダルラッシュは国民としては嬉しい・喜ばしいことかもしれません。でもバブルの外は「感染爆発」なのです。またご自慢の「バブル」も実は穴だらけ、バブルの殻を破って外出・観光し放題にもなっています。五輪渋滞で遅刻した「五輪担当大臣」は、他人事のように組織員会のせいにし、組織委委員会のにわか会長も また見て見ぬ振りをする。食料の大量廃棄問題にも「これから検討する」だし、ほんと自分たちの立場っていうものが分かっているのでしょうか?なにかあると「皆逃げ腰」…政治家の皆さんも「さっと」居なくなったよね。

もし世間が変わるとすれば、それは今以上に「政権への風当たり」が強くなることぐらいかな?

今回の緊急事態宣言下の対策も「飲食いじめ」・「禁酒令」。すでに緊急事態宣言下で感染爆発中の東京都の例をみれば、「まったく対策になってない」ことは目に見えて・明らかですよね。なのに既存の対策を打ち出すしか無い「すが政権」。

官僚も政府も、もうすでに打てるカードを持ってないのでしょう。なので既存の対策や効果の未知数のワクチン接種しか「言えない」のでしょう。

前にも言ったけど、「民間に任せましょうよ」。国がやるより「遥かに」良いと思うぞ。机上の空論で物事を決める人たちには、もう任せられないでしょう。何回「緊急事態宣言」を発出しても、その効果は殆どなし。アナウンス効果?いやぁ~さすがに5回めでその効果を言う?

「国は、金は出すけど口は出さない。」

最善の感染症対策だと思いますよ。

(Visited 38 times, 1 visits today)