結局「緊急事態宣言」って、何だったのだろうか?

政治のことはよくわからない、言ってみればふつーの国民である私が言うのもなんですが…
新型コロナにおける政府の「緊急事態宣言」って、結局の所何だったのでしょう。

最初は特定地域に対して発出してた宣言を、一律給付とともに全都道府県に拡大しましたよね。
新型コロナは特定の地域だけの話ではないのだから、初めっから全国(全都道府県)に発出で良かったと思うんだけど。

こういうところも国・政府のお家芸「小出し」なんでしょうね。
政府は、まずちょっと出して様子を見る。
なんか言われたら、またちょっと出す。

いやいやいやいや、出せるんんだったら小出しにせずに最初っからドバっと出せよ!

出し渋るんだよね~


話を「緊急事態宣言」に戻しましょう。

全都道府県にまで範囲を広げたのが、4月7日。
このときは、大阪府、兵庫県、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、福岡県が対象でした。
そして、4月16日に対象を「全都道府県」に拡大しました。
いずれにしても、5月6日までが対象期間でしたが、5月4日の時点で5月31日まで延長されました。

明日(5月14日)、責任丸投げの専門家会議が開かれて、解除するかどうかを議論するようですが…

「緊急事態宣言」が発出されてから、国・政府は何をしてきたのでしょう。
国民や各都道府県の知事に、丸投げだったような気がします。

もちろん「役割分担」もあると思いますが、(誤解を招くような?)わけのわからない指示で現場を混乱させ、責任を国民や各都道府県の知事に押し付けただけのような気がしてならないよね。

国・政府の新型コロナ対策…
「専門家会議と各都道府県知事に丸投げし、自粛という名のもとに国民の行動を制限した」だけですよね。

自粛…「自分で考えて自ら行動したのだから、国や政府は関係ない」。
「お願いはしたけど、自己責任で!」

支援?救済?いえいえいえいえ、自分の考えで行動したんでしょ?
なんで国が支援しなきゃいけないのよ。とでも言ってるような。

あ…特に あそー大臣はそんな感じだったよね。

なんだか書いてて虚しくなってきた。

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やる気を無くしてしまった首相と、命令口調の都知事。

官僚などが作った文章の棒読み。
自分の言葉で喋らないから、伝わってこないよね。

突然の学校封鎖、未だに届かない(不良品多数の)アベノマスク、限定的30万円が一律10万円?
自分の妻でさえコントロール不能、国民感情を逆なでする「お気楽動画」…などなど。
これだけ失策とドタバタが続けば、本人もやる気を無くすよね。

そういえば、最近顔見ないなぁ。

経再担当大臣だっけ?新型コロナ担当大臣?は(TVなどで)よく見かけるけど、「勘違い」発言で府知事や現場が大混乱してるし。

「お願いですから、3密を避けて外出の自粛を」から「家にいろ!(Stay Home)」。
命令口調で声を荒げる都知事。
パチンコ店(ばかり)を悪者扱いにして、自分の新型コロナ対策を棚に上げる。

新型コロナに対する主な政策…国民に期待する!

今日は〇〇地点で△%の人出で、目標の8割を達成できませんでした。
連日報道されていますが、目標の8割減を達成させるための政策・対策は、国民への(命令口調での)お願いのみですよね。

すなわち、国民への期待のみ。
そして、期待値に達しなかったら、それは「国民のせい」。

意味のない「緊急事態宣言」を発出してから約1ヶ月。
「〇〇しなければいけない」、「全力を上げて取り組む」、「しっかりと…」などなど。
え?今更?とか、今から検討するの?…とか。

それって数ヶ月前から言ってるんじゃないの?
すでに分かってるんじゃないの?

政府はこの1ヶ月、いや、新型コロナの影響が顕著になった2~3月から今まで、何をやってたんでしょうね。

批判ばかりが出てくる政府の「新型コロナ対策」。
やる気を失ってしまった「お気楽首相」。
不安を煽って「命令口調でまくしたてる都知事」。

この国はこれから先、どこに向かうんでしょうね。

国民も、そろそろ限界では?と思うのですが…
「不安をあおり国民へ期待する」←国の主たる新型コロナ対策。

大戦中じゃないんだからさぁ、精神論ばかり言うは止めません?
だってさぁ、精神論だけじゃ乗り切れないじゃん。
まずは先頭に立って行動を!

っていうのも、今更感半端ないですね。
でわ!

マイナンバーカードの為に、まったくスピード感の無くなった特別給付金

国からは絶対に一律給付したくなかった「特別給付金」。
いわゆる「10万円」ってやーつ。

4月末でしたっけ?正式にGOが出たんですよね。
そして現場(市区町村の役場)が大混乱。
マイナンバーカードを持っている、一部の国民の皆さんも大混乱。

ご多分に漏れず、スピード感の全くない対応(政策)になってしまったことは、ご存知の通りです。

ホントあそーさん、国からは(無条件で)一律に給付したくなかったんでしょうね。
「手を上げた人だけ給付」つまり、国民から申請する方式にしてしまった。

もちろん給付は決まってるから、一律に給付されるとは思うけど…申請方式だから

  1. 各市町村から「お伺い(申請書)」が郵送されてくる
  2. 申請書に必要な事項を記入、銀行口座など必要な書類を添付して送り返す
  3. 申請内容をチェックして、問題がなければ指定した銀行口座に10万円を振り込む

住民基本台帳では個人の振込先(銀行口座)の情報は無いから、振込先を教えて貰う必要はあるけど…

  • 「申請書」の作成(印刷)に時間とコストがかかる
  • 往復の郵送に時間がかかる
  • 申請内容のチェックに時間がかかる

わが町では、申請書の送付が5月末から6月中旬
順次書類のチェックが行われ、早ければ6月中旬から7月にかけて振り込まれる

こんな感じのスケジュール感でございます。


郵送に変わるもう一つに選択肢が「オンライン申請」。
オンラインでちゃちゃっとできれば、郵送によるタイムロスもなくりますよね。
加えてAIである程度チェックできれば、職員の手作業も減りスピード感も増しますよね.

ただし、オンライン申請には「マイナンバーカード」が必要らしく。
加えてパソコンで申請する場合は、カードリーダーも必要になるらしく。

大金(税金)を掛けて構築した(未だに国民の15%程度しか普及していない)マイナンバーカード。
なんでマイナンバーカードなのか分からないけど、オンラインでの受付は5月8日から始まっているようです。
でも給付(振り込み)は早くて6月中旬だから、郵送で申請した人への給付は7月だろうねぇ。

オンライン環境がなかったり使えない人、苦手な人も居るでしょうから、郵送による申請は必要。
でもマイナンバーカードがなくてもオンライン申請できる仕組は考えなかったのでしょうか。

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