日別アーカイブ: 2019年8月28日

軽減税率って、軽減したくない為の税率だよね!

  • 低所得者対策として、生活必需への配慮
  • 痛税感の緩和

新聞に対しては、「知識には課税しない」との原則から税率は据え置き。

いわゆる「軽減税率」導入に対する政府?公明党?見解。

生活必需品への配慮…酒類・外食を除く飲食料品のみ。
痛税感の緩和…複雑な制度にすることによる「わかりにくさ」を追求。
新聞は敵に回したくないとの政治的配慮。

こんなところかな?

生活必需品への配慮=外食・酒類を除く「飲食料品」。
このロジックが、まず分からない。

生活必需品として思い浮かぶ物

  • 電気・ガス・水道・通信・郵便などの公共インフラ
  • バス・電車などの交通インフラ

が。まっさきに上がってくると思うけど、これらは生活必需品ではないらしく軽減なし。
財務省的には、贅沢品らしいです。
2%の増税で10%に。

  • 生理用品
  • 紙おむつ
  • トイレットペーパー、ティッシュ

これらも、生活必需品ではないらしく、2%の増税で10%に。
これらも 財務省的には、贅沢品らしいです。

知識には課税しないのが原則なら

  • 雑誌、情報誌
  • 辞書、参考書などなど

も原則軽減税率対象になるよね。
なぜ新聞だけ?
新聞以外は、 財務省的には贅沢品らしいです。

なんかさぁ…
財務省の贅沢品の定義、庶民とはかけ離れてるよね。
言ってることとやってることが、これだけ違う税制…よくもまぁこんな税制を思いつくよね。

なぜ複雑で奇怪な仕組みにしたのか。
それはおそらく、「軽減したくない」から。
の一言に尽きると思います。

はい!
強く押した「公明党」さん、こんな軽減税率の仕組み・制度で良いんですか?
これがあなた達が考えた「軽減税率」の制度・仕組みなんですか?

プレミアム商品券」で、軽減税率の対象にならなかった生活必需品をサポートしたい。
とのお考えのようですが、そもそも「プレミアム商品券」を買うためには、まとまったお金が必要なわけで。
なおかつ「商品券」になってしまうと「お金(現金)ほど自由には使えなくなる」よね。

増税後10%に課税された生活必需品を買うためにしか使えないような「商品券」なら、私は要らない。
それに「発行するためのコスト(手間・経費)」使えるようにするための「社会的インフィラ」。
これらに、どれだけのお金がかかるのか試算しているのでしょうか?
誰が負担する?みんな我々の血税じゃないですか?

どうせ消費は落ち込むんだから、小手先の「軽減税率」なんかやめて、オール10%にすればいいと思うんです。
その方がスッキリするし、分かりやすいですよね。

痛税感?あるでしょう。だって増税するんでしょ?
痛税感を麻痺させるために税制を複雑にしたいんなら、それは間違ってるよね。
だって、物を買うだけで、その物の値段の10%を国に収めなきゃいけないんだから。
我々消費者からすれば、納税するために「物を買う」わけじゃないよね。

はっきり言って「人災」レベル。
軽減税率なんて、災害級の制度・税制ですよね。

「スッキリした分かりやすい税制」にするのも政治の役目、国会議員の仕事だよね。
政治家の皆さん、「しっかり」仕事してくださいね。
でわ!


※今年の雨の降り方は、異常だよね。
※地震も多いし…

年金財政検証って、誰のための?何のための検証なのかな?

選挙前に「2000万円」問題が大きく取り沙汰され、
選挙対策ともと取れる与党の判断で、選挙後に先延ばしされていた「年金財政検証」。
ようやく発表されましたね。

年金の健康診断?
みたいなことを言われてて、腫瘍が見つかっても直ちに健康に害が出るわけではない。
なんて偉い人が言ってますが…

ずっと以前から「腫瘍」あるじゃん。
害がないわけ無いじゃんw

「経済が順調に伸びていけば、給付水準50%は維持できる」
これって厚生年金受給者の話だよね。

「2000万円」問題にしても、「厚生年金」の話であって、「国民年金」の話ではないよね。
「国民年金」受給者にとっては、現役世代の収入の50%なんて話は無いですよね。

40年間払い続けて、年に78万円でしたっけ?月に6万5千円でしたっけ?
現役世代の収入の何%を占めるのか分からないけど、この数字もどんどん減らされていくわけで。

さらに、財政が悪化すると将来「年金財源は枯渇する」なんて言ってますよね。
枯渇するのが分かっているのに、検証するだけで対策を打たない。

あ、打ってる。
「収める年金保険料を上げて、給付は下げる」
「給付年齢を後ろにどんどんずらしていく」
だから100年安心www

野党も反発するだけで、特に何もしない。(騒ぐだけ)
年金に関しては国全体の問題、なら与党も野党もないよね。
国全体・党派を越えて、考え、対策し、良い方向に持っていく…

でも今の「国会議員」では、…ねぇ。
自分たちは年金や将来に不安はないのだから、真剣には行動しないよね。

「しっかりと」←よく聞く言葉。
「しっかりと議論をし…」←何を「しっかりと」議論するのかな?

「政治は結果が重要」
この国の議員さんたちは、結果より議論を重視する傾向にあるよね。
「何時間議論したから、もういんじゃね」的なw

いつもながら、話が横道にw

PDCAって言葉ご存知?
「計画→実行→評価→改善」ビジネスでは基本中の基本ですよね。
では年金制度は、このサイクルを回しているのでしょうか?

「ずさんな計画→中途半端な実行→遠近財政検証?→小手先の改悪→ずさんな計画…」
なんて素晴らしいサイクルでしょう!
これなら「国会議員」たちも喜びますwww

年金税制検証…
検証して資料を公表するだけじゃなく、検証結果をきちんと検証し改善していく。
もう待ったなしの状況に来ている年金制度。
そろそろ重い腰を上げてもらわないと、国会議員も「自分の問題」として真剣に「しっかり」取り組み「結果」を出してほしいですね。

でわ!