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もう「非正規雇用・非正規」は使いません!厚労省内部通達(8月)

あ…「言葉」だけの話ねw

厚生労働省雇用環境・均等局が、国会答弁などの際に非正規雇用で働く人の呼称として「非正規労働者」や、単に「非正規」という表現を使わないよう求める通知を省内に出していた 。(共同通信社)

「働き方をひとくくりにせず、実情をよく見た上で希望に沿った働き方の実現が重要だ」
との見解らしいのですが…

つまるところ「非正規」っていう言葉がブラックを連想するから、 「有期雇用」「派遣」「パートタイム」 っていう言葉を使いましょう。っていうことなのかな?

国(今回の場合は、厚生労働省雇用環境・均等局 )ってさぁ、「言葉」とか「言い回し」を気にするよね。
言葉を変えると「物事の本質」も変わるとでも思っているのでしょうか?

「実情をよく見た上で」…正社員になりたいのに、現実無理っぽい
「希望に沿った働き方」…生きるためには「非正規」で働くしか無い。

非正規の人たちって、なりたくてなった人ばかりじゃないよね。
その辺はフタをしておいて(本質には目を向けず)、「希望に沿った」と言われても。
なんだかなぁ…って思います。

「非正規」で働いているみなさんは「希望に沿った生き方」をしてるんですよね。
「働き方の多様化」、いいーじゃないですか!

とでも言いたいのかな?

自ら「非正規」を希望したのだから、対策する必要は無いよね。
だって、非正規で働きたいから「非正規」で希望通り働いてるんだから。

基本的には、こんな感じかな?

「働き方改革」ねぇ…

考えががあって「自ら非正規」を選ぶ。もちろん有りだと思うんです。
でも、「生きるためには仕方がない」っていう人たちも大勢いることも考えてほしいでしょね。

「言葉を変えれば物の本質が変わる」
この考えが基本だから、この国はいつまで経っても「良くならない」でしょうね。

「言葉だけでなく、行動で・結果で」
こうなってほしいものです。
でわ!

値段は同じ、でも中身はどんどん減っていく。

「シュリンクフレーション」 っていう言葉、ご存知です?
簡単に言えば、タイトル通りの言葉です。

皆さん大好きな「かっぱえびせん」。
消費税は据え置きの8%ですが、原材料の値上げなどにより本来なら値上げしたい。
でも値上げすれば「客離れ」が心配。

だったら値段は同じで、中身を減らせばいい。
実際、2019年9月出荷分から、4.4~6.3%ほど内容量が減っております。

実質「値上げ」っていうことですね。

5%程度内容量が減っていても、おそらく気が付かない。
または、「ん?ちょっと少ない気がする」程度だと思うんです。
でも、内容量を減らす処置は今回だけではなく、今後も続くでしょう。

内容量が減った上で、値上げも行われるかもしれない。

「原材料・人件費などの高騰などにより、企業努力だけでは吸収しきれなくなりました」
よく言われることですね。
何でも値上がりする世の中だから、商品が値上げされることは仕方がないとは思います。

10月から消費税が2%増税されて「10%」になります。
たった2%?されど2%。
今回の増税で、約4兆円税収が増えると言われています。

なんと言っても、我々の血税。
増えた分をどう使うのか、我々は厳しく見守る必要がありますね。

ただ、4兆円増えても、景気悪化対策?にかなりのお金をかけるらしく。
分かりにくい税制を更に分かりにくくする「据え置き処置(軽減税率)」や、キャッシュレスのみに対応するポイント還元。
ポイント還元もお店によって還元率に差をつけたり、そもそも還元されなかったり。
今回の処置って、まるで「やりたくない」為の「愚策」ですよね。

ここで文句を言っても、始まらないんだけど…

必要な物は買う。
すぐに必要ではない物は、考えてから買う。
ついで買い・衝動買いは控える。

「消費税が上がるから」ではなく、日頃から考えて買いたいですね。
でわ!

消費税増税の次は「炭素税」。地球温暖化対策税を強化する?

今年(2019年)10月1日から、消費税が8%から10%(ごく一部のみ8%に据え置き)に増税されます。
残り1ヶ月を切ってるんだけど、未だに愚策「軽減税率」の行方もわからず。
我々を「謎の底」に落とし込めようとしております。

私的には、分かりにくい「軽減税率」(据え置き税率)には、反対の立場でございます。
もちろん国税庁とか財務省も分かった上で「軽減税率」を導入するわけで。

消費者に対しては「分かりにくさ」、小売などサービスを提供する側には「機器の入れ替えや事務手続きの煩雑さ、増大さ」。
「もうやめようぜ!」の声(世論)を、ある意味煽っているのでございます。

でね?
消費税が2%アップしたからといって、国の財政状況は余り変わらないわけで。
「足りないものは足りない」らしく、税収アップに向けて、日々努力をしているわけです。
※こういう努力は、怠らないよね。進んでやるよねw

次に打ち出してきたのが「炭素税」。
地球温暖化対策税の段階的な施行が一段落(最高税率まで達した)のをうけ、新たな財源として打ち出してきました。
※ほんと、どこまでも国民から税金搾り取るよねw

地球温暖化対策税の強化版らしく、石油・石炭などCO2を排出する物に対して課税するらしく。
現行の地球温暖化対策税とどう違うのかは全くわからないけど、「地球温暖化対策」の大義名分を前面に押し出しての課税強化。…に見えるけど、

  • 地球温暖化対策に使われている税金を、他のところに回したい
  • 不足する分を「増税(新たな税)」で埋めたい

おそらく、そういう事でしょう。

石油製品、例えばガソリン。

  • 石油税
  • ガソリン税(暫定税率)
  • ガソリン税(本則税率)
  • ガソリン本体の価格

これらを足した金額に消費税が掛かっています。
よーするに、2重3重に掛かっている税金の上に、消費税まで掛かってる。

地球温暖化対策税は、「石油・ガス・石炭」に掛かっていて、それらが上乗せされた形で「ガソリン本体」の価格が決まってるとすれば…いったいガソリンに何重の税金がかかってるの?
っていう話ですよね。

「一つの物に対して一つの税」これが原則。
でも国の原則は「取れるところから取る」。

大義名分があれば国民も納得してくれるだろう。
喜んで「税を負担」してくれるでしょう。
なんて、考えているのでしょうね。

地球温暖化対策税…どのくらいの税収で、何に使われているのか。
環境省のホームページとかを見れば分かるんだろうけど、環境省自ら情報を積極的に出してないし、マスコミでの報道も無いですよね。

よーするに、税を導入するときは公表するけど「喉元を過ぎたら」なるべく隠す。

この国ってさぁ、何に使っているのか分からない「税」って、結構多い気がすよね。
現行の税、増税、新税で「何がどう変わって、私達の暮らしにどう影響してるのか」見せずに、お金だけ集めてる感が強いよね。

こうしたいから「税」、税収はこうで、こんなところに使われて、こうなった。
具体的に教えてくれないかなぁ。
マスコミも、積極的に報道してくれないかなぁ

「炭素税」導入検討のニュースを見て、思ったことを徒然に書いてみた。
でわ!